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「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」 [映画]


「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」 (2009)
THIS IS IT
2009/10/28公開

監督:ケニー・オルテガ
出演:マイケル・ジャクソン


2週間限定で公開されると聞き焦っていたところ、
4週間に延びたとの朗報が入る。おお、良かったと
安心していたら、あっという間に終了寸前。
ということでギリギリになってやっと観てきました。

今年6月25日に亡くなったマイケル・ジャクソンの
公演直前まで行われていたリハーサルの映像を
中心にまとめられたドキュメンタリフィルム。
ストーリーがあるわけではないから、「映画」というより
貴重な音楽映像といったほうがふさわしいかもしれない。

子どものころから音楽とダンスを日常的にしてきたわたしにとって、
マイケル・ジャクソンという人は、あこがれの人だった。
自分が中高生のころはちょうどMTV全盛期で、
それをきっかけに洋楽を聴きだしたのだが、
なかでもやはり彼の存在感は際立っていた。
東京ディズニーランドにはじめて行ったとき観た
「キャプテンEO」はそりゃカッコ良かったし、
1988年12月18日に東京ドームで行われたライブにも行ったけれど、
このところは奇異な人として報道される機会が多かったため
自然と興味をなくしていた。
ある意味、終わった人だと思っていたが、
同じように思っていた人は少なくないだろう。
ところが、彼は終わってなどいなかったのだ。

全盛期に世界中を魅了した歌とダンスは
まったく衰えることなく、むしろそれ以上に、
キレのある動きを見せ、
ヴァリエーション豊かで奥行きのある歌を聴かせてくれた。
さらに、リハ風景ならではのMJ自身による指示の一つひとつは、
彼の音楽に対する深いを理解を表す。
バックミュージシャンは「音楽を熟知している」と
コメントしていたが、まさしくそのとおりで
どう演奏し、どう歌えば最高の音楽を生み出せるか、
そして聴き手に伝わる音楽になるかをつねに基本としつつも、
一定のレベルに満足することなく、
さらなる高みを目指していたことがよく分かる。
驚くべきは、これがまだリハ段階だということ。
断片的な映像を観たかぎりでもその完成度の高さはうかがえる。
本番のステージでは、
一体どんな凄いことを見せてくれるつもりだったのだろうか。

プロフェッショナルに徹し、
エンターテイナーに徹した人であり、またそれ以前に
とてつもなく大きな心をもつ人だったのだと思う。
メディアや世間から叩かれても、それに対して弁解するどころか
ゆるし、受け入れることのできる人だったのではないだろうか。
何度となく言う「God bless you」という言葉を聴くたびに、
この人こそが神だったのかもしれない、という思いにとらわれる。

MJの演奏、ダンスシーンはもちろんだが、
MJへの思いを語るダンサーたちへのインタビューや
オーディション風景なども印象深い。
彼らの情熱のカタマリが押し寄せてくるような気迫に満ちていて、
それだけでも見ごたえがある。
また、バックのミュージシャンたちもすばらしく、
とりわけ女性ギタリストのオリアンティがカッコいい。
パワフルかつクールにギターをかきならし、
ステージにパッと華を添えている。
スタッフたちもミュージシャンたちもみな、
MJを敬愛し、ともにステージを
作り上げる喜びにあふれていることが、ダイレクトに伝わってくる。

死んだから伝説になってしまったわけではない。
たとえ今生きていたとしても、
この映像が貴重であることに何ら変わりはないと思う。
観ることができてよかった、と思うと同時に、
もう新しいMJに会えないことが残念でならない。

早くもDVD発売も決定した。
見逃した方は、こちらで。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD



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コメント 9

lucksun

>xml_xslさん nice!ありがとうございます♪

>kanonさん
お久しぶりです! お元気ですか?
nice!ありがとうございます♪
by lucksun (2009-12-06 00:19) 

ミホ

マイケルの「God Bless You」を聞くたびに、わたしも涙腺が・・・!って感じでした。なんか優しい人ですよね~。音楽もダンスも素晴らしかったですが、彼の周囲への気配りに、ホントにびっくりしました。もう、こんなアーティストは現れないんじゃないかと思うと残念です。
ギタリストのオリアンティはめちゃくちゃカッコ良かったですよね~!女のわたしが「惚れてまうやろー!」って感じでした(笑)。
再上映されるそうで、また行ってしまうかもしれません。
by ミホ (2009-12-06 19:21) 

lucksun

>ミホさん
そうそう、音楽もダンスも本当にすばらしいけれど、
それ以上にマイケルの人柄のよさを感じさせてくれましたね。
子どものころから音楽業界にいたにもかかわらず、
あの純粋さと包容力を持ち続けていたって
すごいことなんじゃないかと……。
オリアンティかっこいいですね~~。
出てきたとたんに、うわーって、圧倒されました。
いや、あれは惚れますって!!
再上映も決まったんですね。うーん、いつ行こうかしら~(笑)。
by lucksun (2009-12-08 00:45) 

bluebird

ご覧になりましたね!
想像以上に素晴らしかったですよね。

ワタシ、大ファンというわけではありません。
80年代に、世間の人並みに聞いていた程度だし、
近年はスキャンダルまみれの過去の人・・・位に思っていたし。
でも、音楽好きなら見ておかなきゃ・・と思い、見に行きました。
行って良かったです。
DVD化したとしても、劇場で感じたあの高揚感は味わえないでしょう。

おっしゃるとおり、あのツアーが実現していたら、とてつもない大きな波が起こったかもしれませんね。
だって、リハーサルであの完成度なんですもの!

ワタシ、マイケルがいらだっているシーンに人間味を感じました。
「怒っているんじゃない、愛なんだよ」
いい言葉だな・・・

冒頭の、ダンサーたちが興奮してマイケルについて語るシーン。
あの時点で、もう涙腺危なかったです。
彼らも、踊りたかっただろうな・・・って。

オリアンティ、かっこよかったですね!
ルックスもプレイも華があって。
エディ張りのソロ、しびれました^^
by bluebird (2009-12-10 22:18) 

lucksun

>bluebirdさん
うん、この映画は、マイケルを好きじゃない人が観ても
きっと好きになると思いました。
彼のライブにかける意気込みが周りの人を巻き込んで、
動かしていくところに感動します。
ちょっとした感情の揺れを見せるところも、
人間味があってほっとしますね。愛があふれてる……。
人をひきつけてやまない彼の魅力の本質は、
そうした人柄によるものだったのかもしれないと思います。
ダンサーたちのインタビュー、やばかった……。
オリアンティもすばらしいですね。
もう一度観たい。いや、何度でも観たいので、DVD買うかも~。

by lucksun (2009-12-11 01:05) 

lucksun

>cheeさん nice!ありがとうございます♪
by lucksun (2009-12-11 01:06) 

lucksun

>+kさん nice!ありがとうございます♪
by lucksun (2009-12-13 23:58) 

うつぼ

lucksun姐さんもご覧になったんですね♪
私はDVD予約しちゃいました。(^^)
才能がありすぎた為に本人も抗えない波に飲み込まれてしまったというか
(今日逮捕された件の番組を見ちゃったもんで余計そう思い)
もっと多くの人たちを感動させられる力があっても発揮できずに、、、
という気がしました。 このツアーが実現したら、、と今でも想像して
しまうのですが、彼の存在に出会えたことだけでも良しとしないと
いけないのかもしれませんね。

by うつぼ (2009-12-16 22:45) 

lucksun

>うつぼ姐さま
観ましたよーん! だって皆さん絶賛されてたんだもの……。
本当に観れてよかった~~。
うつぼさんの記事を読んで、どうしても行きたいと思ったんですよ^^

そっか、今日そんな番組やってたんですね。
結局、彼の死は謎に包まれたままですけれど、もしかしたら
彼の才能や純粋さを利用した人が多かったのかもしれませんね。
この映画を観て思ったんですけど、私たちの世代は
誰しも少なからず彼の影響を受けているのかも……なんて。
DVD私も予約しまっす!
by lucksun (2009-12-17 00:57) 

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